2006年 05月 01日
蛸掘り
というわけで,タコ掘りの続きです。

有明海は潮の干満の差が大きいことで有名ですが,大潮の干潮時を狙って行くと,

d0016761_235722.jpgこんな感じで広大な干潟が広がっています。ムツゴロウがいるような泥底ではなくて,ここは基本的に砂地になっています。
この干潟をうろうろしながら,タコが入っていそうな穴を探します。
「穴を探す」,,簡単そうに聞こえますが,これが一番難しいことでした。潮が引いた干潟を水に向かって歩いて行くと,途中でシャク(アナジャコ)の穴がそれこそ無数に空いています。過去に何匹かタコを掘ったことのある人の話では,シャクを食べにタコが入るので,無数にある穴の中でも大きい穴を探してスコップで掘るとタコがいる(ことがある)とのことでした。先々週は,その作戦を実行し,素人の僕は数打ちゃ当たるかも作戦で,穴を掘りまくりましたが空振りでした。

d0016761_24124.jpg地元の蛸掘り名人と思われる人が掘った穴はこんな感じになります。土手を作って,穴に水が浸入するのを防いでいます。(写真は潮が満ちてきてから撮っているので,浸水しちゃっています) 素人はなかなかこうは上手に掘れません。


今週は別の人の話を参考に,作戦変更をしました。それは,最干よりちょっと早く現地に行って,水が引いて行くフロントを歩き回って大きな穴を探し,手を突っ込んで見るというものです。上手くいくとタコの足が手に触れる(ことがある)とのことでした。たしかに,地元のおっちゃんたちはフロント部をうろうろしています。早速作戦開始。シャクの穴地帯を通り過ぎた辺りから,フロントにはまだ到達していませんが,大き目の穴に手を突っ込んでみます。何もいません。何もいません。

『痛っ!』

あわてて手を引っ込めると指の先から血が出ていました。カニに挟まれてしまいました。
えらく痛かったので,その後は大きめ穴を見つけると恐る恐る手を入れてみます。するとわかってきました。シャクの穴は親指くらいの太さでほぼ垂直に空いていますが,それより一回り大きくて斜めに空いているような穴には,たいていカニ(ワタリガニ系だと思う)がいました。

いよいよフロント部をうろうろしますが,穴なんて全然見つかりません。う~む。
かなりあきらめムードになり,4人で『穴なんて無いよね~』と話していた直後,ふと足元をみると海草に隠れた穴らしきものが見えました。こわごわと手を入れて見ると,手首がすっぽりと入るくらい今までにない穴の大きさです。『こっ,これは,もしや?』と手を入れていくと,

『ぐにゃっ』とした感触が... 

『たっ,タコがいた!』

タコの足を必死につかみながら,思わず叫んでいました。穴の奥へ奥へと逃げようとするタコの足を僕が必死につかんでいる間に,連れに掘ってもらうと,出た~! タコ出ました。念願のタコに出会えました。いや~,嬉しかったなあ。

その直後に連れも同じような穴を発見してタコをゲット。続いて,僕も穴を発見しだいぶ大胆に手を突っ込んで見ると,これも拳が入るくらい大きな穴。こりゃあ,タコいるぞ。しめしめ。しかし,肘まで突っ込んでもタコに触らず,穴を壊しながら手を進めていきますが,この穴なかなか奥が深く,水平方向にまだ続いています。しかし,さっきの経験からこの大きさの穴ならタコがいる可能性大と信じて,連れにスコップで穴の進行方向を掘っていってもらいます。が,なかなかタコが現れません。「う~むはずしたか?」と連れと顔を見合わせているとき,『ボコッ』っとタコ自ら水溜りの中から地上に飛び出してきました。ヤッター! 2匹目ゲット。

この時点で,かなりの満足感が漂いました。まだ獲れていない連れは必死に歩き回ってましたが,その後は誰も穴を発見できずに潮がどんどん満ちてきて終了。

d0016761_242742.jpg

本日の獲物です。ずっとタコと呼んでましたが,マダコではなく,テナガダコという種類です。どうも今年はタコの数がとても少ないようです。たしかに今日は地元のおっちゃんでも他にタコを取っている人を目撃しませんでした。そんな中,素人4人で3匹ゲットは上々ではないでしょうか。他にも,穴子を4匹,タイラギ(貝)とアサリ少々。

僕の分け前のタコ1匹とチビ穴子1匹を持ち帰り,タコはゆでダコに,穴子は蒲焼にしました。タコうまかったです。ユデダコのナイスな写真を獲ったのですが,誤って消去してしまいました。残念。

楽しかったので,来年また行こう。でもその前に,今度はシャク釣りに挑戦だー!
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by trout_and_stream | 2006-05-01 02:58 | FF以外の釣り


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