2006年 07月 27日
リーダーシステムの結束
続いて,結束の練習です。本(『フィッシングノット事典』 丸橋英三 P.53 )によると,各ラインの結束は,

フライライン-(a)-バットセクションリーダー(b)-(c)-(d)(e)クラスティペット(e)-(f)-ショックリーダー-(g)-フライ

 (a) ネイルノット
 (b) ハリソンズ・ループ(バットリーダーの先にループを作る)
 (c) ループ・トゥ・ループ
 (d) ダブル・サージャンズ・ノット
 (e) ビミニツイスト (クラスティペットの両端をダブルラインにする)
 (f) オルブライト・ノット
 (g) ハリソンズ・ループ(本ではホーマー・ロード・ループ)

となっています。

こんなにたくさんの,しかもえらく複雑そうな結びがSWFF大物用のリーダーシステムには必要みたいです。これだけでもとっつきにくそうです。




しかし,よくよく見てみると,私のように渓流メインでやってきたフライマンにとっても見覚えのある結び方が多いことに気づきます。すなわち,

(a) ネイルノット: 普段からフライラインとテーパーリーダーの結束に使ってます。
(c) ループ・トゥ・ループ: これは結びではないですね。
(d) ダブルサージャンズノット: 普段からリーダーとティペットの結束に使ってます。
(f) オルブライト・ノット: バッキングラインとフライラインとの結束に使えと,3Mの
               フライラインに添付の小冊子に書いてあったので結べます。

すると残るは,

(b) ハリソンズループ
(e) ビミニツイスト

の2つだけです。実は,去年の秋にジギングに行った時に,(e)ビミニツイストは練習したので知っています。となると,あとは(b)ハリソンズループをマスターすればよいだけでした。このハリソンズループもやってみると簡単でした。

実際にシステムを組んでみて,一番やっかいで,ぱっと理解しにくかったのは,クラスティペットの両端の処理でした。これも,SWFFを楽しんでいらっしゃる皆さんはすでにご承知のとおりですが,自分の理解と誰かのお役に立つかと思い記述してみます。

まずは,クラスティペットの両端に,(e)ビミニツイストでダブルラインを作ります。ダブルラインにする理由は,クラスティペットをそのままショックリーダーなどに結ぶと,どうしても結びのところで強度が落ちるためです。せっかく,「IGFA規格何ポンド」と表示されているクラスティペットを使っても,結びで強度が落ちてしまっては意味がありませんからね。

ビミニツイストをPEラインやダクロンで練習したときは感じなかったのですが,ナイロンでビミニツイストをするとどうしてもラインがよれてしまいます。でも,本によると多少よれても強度には影響ないというので,よしとしましょう。

次に,クラスティペットをバットセクションリーダーと(c)ループ・トゥ・ループでつなぐため,作ったダブルラインの一端に(d)ダブルサージャンズノットでループを作ります。できた輪は2重になります。この時,できたループはあまり大きくならないように,かつビミニツイストの結びコブとサージャンズノットの結びコブをなるべく近くに作ったほうがよさそうです。

クラスティペットのもう一端は,ダブルラインのままショックリーダーに(f)オルブライト・ノットで接続します。

これで完成です。 ふぅ~

とても現場でこれだけの結びをやってられませんから,バットセクションリーダーはフライラインにつけたままにしておいて,クラスティペットとショックリーダーを結んだものを複数用意しておけば,ティペットが切れたときなどにループ・トゥ・ループですぐに交換できそうです。

しかし,バットセクションリーダー,クラスティペット,ショックリーダーの長さをそれぞれ何cmくらいにすればいいかがよくわかりません。

IGFAの規則も知らないですが,バットが1m,クラスティペット40cmくらい,ショックリーダー60cmくらいで全長2mくらいといったところでしょうか?

いかがでしょう? 先達のみなさん,ご教示ください。

あっ,大切なこと忘れてた。このシステムは河口のスズキ君がターゲットで,70cm級も視野にいれています。あと,サーフのでかメッキも一応対象です。タックルはシングルハンドの#9あるいはダブルハンドの#10です。
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by trout_and_stream | 2006-07-27 17:50 | SWFFあれこれ


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