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2007年 09月 14日
3度目の解禁 有明ターポン&カマス編
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さてさて,残るテーマは有明ターポンことヒラ,あとカマス。

Salt FlyFisherにも出ていた,有明海独特(瀬戸内にもいるみたいだが)のヒラ。昨年,初めて挑戦した時には,ラッキーにも2匹釣ることができた。雑誌によると夏の終わり頃からということだが,今年はまだ早いみたい。カマスもまだ小さくて渋いということで,どちらも芳しい情報は入ってこないのだが,今行っておかないと次にいつ行けるか分からない。行けるうちに行っておこうということで,火曜の深夜から水曜の早朝にかけてヒラ&カマス狙いで天草に出かけた。

火曜の深夜,というか水曜の未明の干潮時刻は3時ごろ。新月の大潮なのはいい感じなのだが,昼の干潮のほうが潮が大きく引いて,夜中の干潮は若干潮位が高いのが気になるところ。潮が引かないと,ポイントにも入れない。計画では,2時前から遅くても4時までヒラを狙って,それからカマスのいる港に移動するという予定。

火曜は夕方に3時間ほどこってりと昼寝をし,夜にカマス用フライを7本ほど巻いて出発。しかし,深夜0時過ぎにポイントに到着してしまった。まだ潮が引いておらずポイントに入れない。ちょっと早く来すぎてしまった。

橋の上から海を覗き込んでいると,スズキらしき大きな魚が時折ドボンドボンとボイル。他にも,数匹の魚らしきものを確認。ヒラかもしれない。

他の港を偵察して時間をつぶし,ポイントに入れるくらいには潮が引いたので1時半から釣り開始。2時をまわると,どんどん潮が引いて,雑誌の記事のようにまるで川のように潮流が流れだした。

今日のタックルは,TFOのTiCr X #6ロッドに,ラインはRioインタミの#7。このロッド,SAGEのアクションに似ているそうだけど,確かに投げやすいです。キャスティングのへたくそな私でも気持ちよく投げられました。ストロークを短か目にして,ピュンッとラインスピードを上げるとよく飛ぶような感じがした。

この場所では,根がかりやバックのカキ殻のせいで,どうしてもフライをロストするのだが,今回は,エバ用に巻いたフライがそっくり残っているので,フライの心配はない。ちなみに,昨年は用意したフライがあっという間になくなり,lates-ffさんに泣きついてフライをもらった。そのいただいたフライで2匹釣れたのだった。

キャストは私にしては気持ちよく投げられているし,フライも結構いい感じだと思うし(ただ,ちょっとサイズが大きかったかも),攻め方も雑誌で予習してきたとおり+去年の経験からいっても悪くはないと思うのだが,いかんせん反応がない。股上までウエーディングして,3時半すぎまで2時間強まじめにやったが,とうとう反応がなかった。強いていえば,3時半前,もう移動しようかと思った時に,コツンと1回だけアタリらしきものがあったかな。

というわけで,釣り自体は気持ちよくできたが,魚の反応はなかった。時折,スズキらしきものがボイルしていたので,あわよくば・・・と思ったが,そんなこともなかった。まだ,ヒラは入っていなかったのかな。まだ,時期がちょっと早かったんだろう。うん,そういうことにしておこう。


あれ,じゃあ,冒頭の写真は?


5時前にカマス堤防に移動。

ゆっくりと準備をして,ほのかに明るくなってきたかな?という5時半にカマス狙い開始。

すると3投目。足元の堤防の際でなんか来た!

結構でかい。カマスじゃない。ジャンプ&テールウォークする。

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上がってきたのはヒラでした。38cm。血がにじんでいるのは残念だけど,この虹色に輝くメタリックな魚体はきれい。しかし,さっきまでウエーディングしてまじめにヒラを狙っていたときは釣れなかったのに,カマス狙いであっさり釣れてしまうとは・・・ かなり複雑な心境です。

で,カマスのほうですが,こっちはさっぱり。

フライを替えても,タナを変えても,リトリーブを変えても,チェイスすら無し。情報によると,渋いとは聞いていたけど,いることはいるので,ちょっと(4,5匹?)は釣れるだろうとタカをくくっていたけど甘かったみたいです。

7時にあきらめ,別の港に移動したけど,こっちもさっぱりで30分で終了。
8時には帰路に着きました。

by trout_and_stream | 2007-09-14 03:02 | SWFF釣行記


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